toio – toio SDK for Unity – WebGL

toio は ソニー・インタラクティブエンタテインメントさんの商品です。ホームページはこちら
プログラミングブロックは toio の簡単な操作が可能です。
toio は技術仕様や各種のSDKが無料公開されていて、特に Unity に関しては toio SDK for Unity という形でSDKが公開されていて大変ありがたいところです。(SDKは モリカトロンさんという会社が公開されています。)
他にもいろいろ子供のためのロボット的な製品がありますが、このようにアプリで操作可能なものをほかに知りません。但し残念ながら toio は日本でしか販売されてないようです。

以下 toio SDK for Unityに関する情報です。(toio SDK for Unity を使っている方以外には無意味な情報です。)

toio SDK for Unity の 動作環境は Unity 2019.4.0f1 LTS となっていますので自己責任でお願いします。
私は Unity 2020.3 を使っています。(ちなみにUnity 2020 を使うのは Raycast Padding を使いたいためです。これはUI中心の画面を作っている私には必須機能です。)
toio を使う場合に WebGL ビルドする場合、webble というテンプレートを使いますがこれが Unity 2020.3 ではうまく動かないようです。この対策を記載します。
当然実施するときは自己責任でバックアップ等取得した上でお願いします。
toio SDK for Unity はドキュメント記載の通りの手順でインストール済みの前提です。

・デフォルトテンプレートは下記にあります。(私の環境 (Windows 10)の場合)
C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2020.3.xxx\Editor\Data\PlaybackEngines\WebGLSupport\BuildTools\WebGLTemplates\Default
・このフォルダ内のファイルを、
 Assets\WebGLTemplates\webble
 へ上書きします。(上書きし、元のファイルを消さないようにしてください。
 Assets\WebGLTemplates\webble\TemplateData\webble.js は必要です。)
・Assets\WebGLTemplates\webble の index.html をテキストエディタで開き適当なところに、
  <script src="TemplateData/webble.js"></script>
 を1行挿入します(私は headタグ の中に入れました)。
・すでに実施済みと思いますが、Unity の
 Project Settings > Player > WebGL > Resolution & Presentation > WebGL Template で webble を選択します。
・WebGL版ビルドします

で対応できました。以上です。

“toioTM” は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント様の登録商標または商標です。